東京って、誰しもが一度は憧れる場所だと思う。
特に、田舎者にとって東京という大都会は何でも揃っていて、煌びやかで華やかなイメージ。
初めて東京へ行った10代の頃、TVで見たことある景色だ!って逐一感動したし、生で見る渋谷のスクランブル交差点とか、原宿の竹下通りとか、話題のスポットとか、全ての景色が新鮮だった。
仕事やプライベートで東京へ行く機会がたまにあって色んな思い入れがあるけれど、今となってはそんな感動さえ貴重になってしまった。
やっぱり人って、初めての体験に勝る感動はないなあ、と思ってしまう(冷静か)
一時期、東京の憧れていた企業に仕事で通っていたことがあって。
特に感動したのは、高層階のオフィスから、夜の東京タワーが綺麗に見えること。
よくある夜景の見えるレストランとか、ホテルばりに一望できる眺めに、ただただ感動した。
やっぱり東京タワーって綺麗だよね。
いつ見てもそう思う。
夜景に映える、あの暖かみのある色。
いいなあ。
こんな都会の一等地で働けるなんて夢みたいだな。という思いに浸っていた反面、毎日勤めていると、これが当たり前の景色になっちゃうんだろうな。とも感じた(現実的)
私とは住む世界が違って、世の中には自分が知らない華やかな世界があるんだろうなあ。と感じつつも、私的には、東京って憧れてるくらいの感覚がいちばん良いわ。と思ってしまった。
なんだかんだで、故郷が一番落ち着く。
という結論に行きつく、完全に田舎者の発想。
普段とは違う環境に身を置くからこそ感じるのは、本当、健康って大事だし、規則正しい生活を送りたい。ということ。
もの凄くありきたりなことを言うけれど、できれば毎日掃除もしたいし、栄養バランスの取れた食事を摂りたい。
それくらい余裕のある生活がしたい。
どんなに華やかな生活よりも、私にはそれが心地良い。ということに立ち返った。
でも、たまに行くからこそ「東京へ行く」という楽しみがあるのも事実。