転職を考えているけれど、このまま仕事を続けながら再就職先を探すか、それとも退職に踏み切るか。
次の就職先を決めてから辞めた方が絶対に良い
そういった情報は幾つも見てきました。
でも実際、在職中の転職活動は思うようにいかないことが多いです。
せっかく書類選考が通ったのに、面接の日程を合わせる際に、企業が指定してくる日程に合わせられなかったりして、じゃあ、ご縁がなかったことで。って簡単に話がなくなります。
せっかく面接までありつけたのに、先方との都合が合わない。
その繰り返しでなんともやりきれない気持ちになりました。
在職しながら転職活動するのが良いとよく言いますが、一概にそう言えない部分もあります。
面接のスケジュールを合わせるには
平日に面接を行なう企業が多いため、それに合わせて有給が取れれば都合が良いのですが、中には有給すら認められない会社も沢山あると思います。
対策としては、平日の一番遅い時間帯にして貰うとか、土曜日に面接を行なってくれる企業もあるので、工夫や調整が必要です。
また、あまり良い気はしないかもしれませんが、病欠で休んでしまうのもひとつの手だと思います。
(転職エージェントに意向を伝えておけば、スケジュール調整は代わりに行なってくれるので、利用してみるというのもひとつの手段です。)

転職先が決まらず退職するにあたって、後悔しないために
私は、在職しながら転職活動を続けるも、満足のいく結果は得られませんでした。
やはり今いる会社に勤めながら、次の内定先を決めるということは、なかなか簡単なことではありません。
次第に、次の再就職先は決まっていないけれど、退職することも視野に入れ始めました。
いつ、どのタイミングで退職する旨を上司に伝えるか、常に考える日々が続きます。
今日こそは!と意を決して、辞めたいという旨を、やっとの思いで上司に伝えることができました。
すると、ずっと溜め込んでいたものを吐き出せて、嘘みたいにスッキリしました。
次の転職先も決まっていないのに、不安がないと言ったら嘘になりますが、なにより開放感の方が大きかったです。

失業保険と職業訓練
再就職先を決めずに会社を辞めても、失業保険という制度もあります。
ただ、失業保険を貰える条件として、1年以上の勤務経験を満たしていないと貰えなかったり、自己都合での退職になると、失業保険が貰えるのは手続きをしてから3か月後だったりするので、注意が必要です。
退職後、ハローワークに行くと手続きをして貰えるので、就職が決まるまでの間、失業保険を貰いながら就職活動を行なうのが得策です。

また、職業訓練もあるので、未経験でも経験を積むことができます。
こちらもハローワークに行くと、詳しく教えて貰えます。
まとめ
在職中の転職活動は面接のための時間を設けるのに苦労したり、企業側の「いつから入社できますか?」といった質問に明確に答えられなかったりします。
少しでも早く入社して欲しいと思っている企業に対して、現職の都合ですぐには辞められなかったりするので、どうしても、ここに入りたい!と思っている会社があったとしても、折り合いがつかなかったり、他にも人材がいると、そちらが優先されてしまうことだって十分に有り得ます。
在職中だと、空白期間がないといった理由では有利かもしれませんが、どうしても大変な部分はあります。
退職してしまってからの転職活動も、ゆっくりする時間が必要な人には向いていると思いますし、就職活動に専念できるので、選択肢のひとつにしてみてもいいかもしれないと思います。
コメント