嫌な上司がいる、気難しいお局さんがいる、先輩が尊敬できない、気の合わない同僚がいる。
職場の人間関係に悩まされると、それだけで仕事に行きたくなくなったり、次第に会社を辞めたくもなってきます。
今回は、私が転職して職場環境が大事だと改めて実感したことについて書いていこうと思います。
目次
嫌なら思い切って職場を変えてみる
働きやすい職場だと思えるか、そうでないかは、関わる人間関係によって大きく左右されることがあると思っています。
苦手な人と関わる時は、本当に気持ちが落ち込むし、精神的負担も大きいです。
そのくらい人間関係って大事だなと、改めて感じています。
私は以前、なかなか仕事が上手くいかなくて、会社を辞めたいと思った理由のひとつとして人間関係がありました。
でも「どこへ行っても同じだ、今いる環境で頑張れ」そんな言葉を昔から聞かされ続けていました。
それも一理あるかもしれませんが、そんなの狭い価値観に囚われているだけで、なにも変わらない生活を一生続けていけるほど、自分は我慢したくない!と思ったのが本音です。
人間関係が上手くいかない。
そんな時は「今、自分のいる環境を変える」
これに尽きると思います。
そう簡単にはできないことかもしれませんが、今の仕事を辞めて、転職することによって、環境を変えることは出来ます。
転職して環境が変わったこと
思い切って転職を決意し、私は職場を変えたおかげで、非常に働きやすい環境に身を置くこともできました。
転職先の社内の雰囲気は、基本的にフラットな関係性で、上下関係に厳しい等の煩わしさもなく、皆さんが協力的。
ひとつのチームとして常に連携を取り、プライベートでも自然と連絡を取り合うくらいの仲でした。
職場が変わるだけで、こうも働きやすさが違うのかと影響を受けるほど、環境による変化は大きいです。
社員の仕事の仕方も、ダラダラ残業を続けるのではなくメリハリをつけて働いています。
周囲がそんな環境だと、自分も少なからず影響を受けます。

仕事ができる人から学ぶこと
仕事を楽しんでいる
社内に、仕事ができる優秀な人たちがいると、その理想の人間関係から学ぶことは沢山あります。
身近に居る先輩は毎回、成績が良いだけでなく、仕事を楽しんでいるので自ずとこちらも前向きな気持ちになることができます。
やはり、身近に尊敬できる人がいる、その存在って大きいと思います。

決して他人を陥れない
不平不満があったら、どうしても人の悪口を言ってしまいがちです。
以前の職場は、たとえ建前では取り繕っていても、本人のいない場での陰口が酷かったです。
その点、本人がいないところで相手のことを褒められる人たちって、すごく気持ちが良いです。

仲間との共有意識を持っている
また、できる人は、当たり前のように「共有する」という行為を行なっている印象があります。
自分が良いと思っていることは、つい誰にも言いたくないと思ってしまったり、自分だけのものにしておきたいと思いがちです。
だけど、それだとそこで完結してしまうというか、相手にも伝えることで自身の知識も深められるようになったり、情報や自分の考えを共有することで、さらにもっと良いアイデアを共有して貰えるようにもなったりするので、お互いにとって、よりよい関係が築き上げられます。
なにより、それが信頼にも繋がるし、結果として、自然と人がついてくるような存在になっていると、周りの人たちを見ていて思いました。
お互い、良いことは惜しみなく共有し、どんどんステージを上げていくことができる。
そんな高め合えるような関係性が理想だなと感じます。
便利な時代になっても大切な人間関係
仕事が上手くいく前提として、社員同士のコミュニケーションを非常に重視している傾向があると思います。
情報も、常に共有し合っているからこそ仕事の進捗が把握しやすいし、なにをやっているのか目に見えるからこそ、お互いにモチベーションを維持することができます。
特に今の時代、ITが進んでいるので、社内でのチャットや、メールでの対応が盛んに行われています。
分からないことがあったら気軽に聞くことが出来て、それに対するレスポンスも早い。
仕事ができる人に共通して言えることだと思います。
余談ですが、今後どんどんIT化が進み、現状維持を保っていると周りから取り残されてしまう時代でもあると思います。
だからこそ、やる気のある人や向上心のある人、伸びていく人はどんどん伸びていく世の中に変わりつつもあるように感じます。
人間関係を構築するために大事なこと
IT化が進んでいるとはいえ、私が仕事をしていて感じたのは、どんなに便利になってもメール等の画面上のやり取りだけで完結するような関係性や、業務連絡があまりにも一方的過ぎると、違和感を感じることはあります。
Face to Faceが大事だと言われているだけあって、やはり直接顔を合わせないと、認識の違いが起こってくるのも事実です。
人間関係を円滑にするためには、決して一方的ではなく、お互いが思いやる気持ちを忘れずに、双方向で向き合うことが大切です。
どんなに情報や便利な連絡手段が発達しても、その向こう側にいるのは人間なので、最終的には人と人との繋がりが大切で、「人の心に響くかどうか」が重要になってくる気がします。
そのことを踏まえたうえで、普段から行動することが大切なのかなと思います。
転職しなければ分からなかったこと
今の職場が心地良いと思えるか、そうではないのか、それは本当に環境次第だと思います。
一人ひとりの意識が高いと、良い刺激を受けることができるため、やはり周りの環境って大事だということを私は転職して改めて感じました。
学校だと決められた通りに過ごさなければならないことが多く、決められた人間関係の中でやり過ごさなければなりませんが、大人になった今、自分自身で幾らでも環境は選べるということです。
職場環境の良い転職先を見つけるには
職場環境が良くて、人間関係に恵まれた職場かどうかは正直、働いてみなければ分かりません。
その時の運もひとつの要素ですが、また辞めたくなってしまわないためにも、転職する際に事前にできる対策もあると思います。
やはり何も考えずに転職してしまうと失敗してしまうリスクもあります。
私が働きやすいと感じる職場は、同世代の人が多かったり、福利厚生が整っているような大手企業であることが多いです。
あらかじめ、ある程度自分の中で譲れない条件を設けておいたり、面接等で社内の様子を見た時に社員がイキイキと働いているかどうか確認しておくことが大事だと思います。
特に、転職エージェントでは、企業への転職者から実際に話を聞いているため、離職率や社内の大まかな雰囲気も把握しています。
優良企業は基本的に社員の定着率が良いので、頻繁に求人の募集を掛けていない傾向にあると思います。
ただ、表には出ていないだけで、非公開の求人として取り扱っていることも多いです。
そのため、できれば複数の転職エージェントを利用してみる価値は十分にあると思います。

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