仕事を探すにあたって、どんな仕事に就きたいのか、自分でも、よく分からない。
果たして、自分はどんな職業に向いているのか?
業界に興味はあるけれども、実際はどんな感じなのか、未知な部分も多い。
そのためにも、自分で確かめてみないと分からない。
でも、失敗はしたくない。
私が就職活動をするにあたって、実際に感じていたことです。
派遣という選択肢もアリ
これまで、職に就くなら、「ずっと長く続けていける仕事がいい」と考えていたので、正社員として働くことを前提に、様々な求人に応募したりして転職活動に励んできました。
でも、実際に仕事に就いてから、やっぱり向いていないと思うこともあります。
正社員として入社した以上、なかなかそう簡単に会社を辞められる訳ではないと思います。
そんな時、派遣という立場を利用するのも考え方のひとつだとは思います。
職場を転々とするメリット
個人的には、正社員としてブラック企業に入ってしまうよりも、派遣社員として興味のある業界や会社に入って、実情を知ったり経験を積むのは決して悪くないと思っています。
派遣社員として、色んな職場を見ながら働けるというのは、経験値としてプラスになることも多いです。
派遣を募集している会社は、大手企業であることも多いので、他の部署を見る機会もありますし、実際に働いている雰囲気を知るだけでも参考になる部分はあります。
所詮、幾らでも代わりがいるのが派遣です。
でも、見方を変えれば、働く側にとっても、都合の良いシステムでもあると思います。
実際に、私は正社員から派遣として転職活動を行ないました。
やりたいことがないからこそ上手くいかない転職活動も、派遣の場合だと圧倒的に楽だと感じる部分が多いです。

働き方の選択の自由
正社員で職を転々として、どっちみちフラフラして生活するんだったら、派遣として働いてさえいれば、すぐにお金に困るようなことも少ないと思います。
転職においても、正社員として仕事が続かないとしても、派遣だったら、例え短期間で仕事が変わってしまっても、それをネガティブに捉えられるというよりも、それが派遣としての働き方として捉えられることが多いので、仕事が長く続かない理由が「派遣なので」というひとことで通じることもあります。
派遣社員として、そこで経験を積むことができて、次に進みたい方向、どうしても進みたくない方向が見えてきたら、進むべき方向を転換をして、今度はそれに向かって突き進んでいけばいいだけの話です。
正直、正社員の場合だと、重いという責任の負担が付き纏います。
そこが正社員と派遣の違いなのかもしれませんが、「契約外のことについては基本的にしなくてもいい」というのが派遣の強みでもあると思っています。
勿論、社会人として業務を全うするのは当然ですが、必要以上に責任を重く受け止める必要はないと思うことによって気楽にやれるのも、派遣の特徴です。
とりあえず、やってみるしかない
なにがやりたいのか自分でも分からない。
自分でも何に向いているか分からないことを、他人に聞いてみたところで分かる訳がありません。
今後の明確な目標がなかったり、特に、正社員として一生やりたいことがある訳でもない。
そういう場合、人生において、模索しながら生きてもいいと思います。
もっと言えば、若いうちは色々と経験をして、失敗もして良いと思っています。
できれば失敗なんてせずに順風満帆な人生を送る方がよっぽど良いとは思いますが、変化を恐れて何もせずにいる限り、得られるものは何もありません。
取り組んでいるうちに、なにかしら見えてくるものは、少なからずあります。
とりあえず、まずは自分でやってみるしかないと思います。
最後に
やりたいことがない、わからないといった理由で悩むことが多いのであれば、適性検査を受けたり、業界の情報収集に励んだり、実際の社員の口コミを参考にするなどのことはできると思います。
あらゆる情報は巷に溢れていますが、人によって感じる違う部分が異なることもあります。
どんな経験も、人生の先輩として参考にすることはできますが、本当のところは、実際に自分自身でやってみて、確かめるしか方法はないと思っています。
自分自身の経験値は、他の何にもかえられない糧となります。
人は、失敗も含めて、経験してこそ学ぶことも沢山あると思うので、まずは自分が思う方向に進んでみることが大切なのかな、とも思います。
意外と直感で選んだことが上手くいくケースも多いです。
思考錯誤しながらも、自分の生き方を見つけていきたい次第です。

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