今の会社ではこの先、長くやっていけない。
私は、そう感じて転職を決意したものの、次に就きたい仕事、やりたいことも明確ではなく、転職する方向性について悩みました。
なにがやりたいのか、なにが自分にはできるのか?
いくら問いただしても自分の中で答えは出ず、困りました。
その中でも、まずは自己分析が必要だということについて、書いていこうと思います。
目的がないからこそ上手くいかない転職活動
やりたいことがないと悩んでいるだけあって、私は特に業界や職種にこだわることもなく求人をチェックしていました。
その中で、正直「なんとなく良さそうだから」という理由だけで、手当たり次第に応募していた部分もありました。
そんなことを繰り返しながら選考に進んでも、仕事内容や事業内容について理解が深まっていないと、その程度の熱量は必ず相手にも伝わってしまいます。
当然、そう簡単に内定は貰えません。
前職を活かした仕事に就く

あらゆる求人サイトに登録したり、転職エージェントの面談を受けたりして、勧められたのが、現職(前職)を活かした就職活動でした。
現実問題として、やりたいことがなければ、できることからやっていくしかないと思います。
企業から志望動機を聞かれた際に、相手を納得させられるような理由が必要になってきます。
未経験から求人に応募するよりも、前職を活かした職種や業界へ転職をする方が「経験があるので御社を志望しました」といった、自然な志望動機に繋げることができますし、かつ立派な理由としても成り立ちます。
それに併せて、自身のこんなことをして実績を残してきた、こんなふうに取り組んで周りの人に認めて貰えた、助かったと言って貰えた、会社のサポートを行なってきた、などといった
~をして取り組んできた
(具体的なエピソード)
↓
結果を提示すること
で、相手により伝わりやすく自分をアピールすることができますし、どんな人物なのか伝えることができると思います。
また、前職ではそれが実現できなかったので、新しい環境でスキルアップやステップアップをしたいという旨の内容を伝えることが前向きな転職理由、退職理由にも繋がります。
求められる即戦力
新卒と違って、中途採用では、即戦力が必要とされます。
自分を採用することによって、企業にどんなメリットがあるのか?
今までのキャリアを踏まえて、自分自身をプレゼンする必要があります。
自分の強みを、どうこの職場でも活かせるのか?
それがきちんと相手にも伝わって、納得して貰えることこそが大事です。
未経験でも、共通点を探す
例え、異業界、異職種の場合の転職活動でも、共通点を探して志望動機に持っていけばいいとは、よく聞きます。
これは前職でもやっていたので、御社でも活かせます!とか、具体的な例を挙げると伝わりやすいです。
例えばですが、事務職を目指す場合、営業として働いていた経験があるので、志望する営業事務、アシスタントとして営業の気持ちはよく分かるとか、必要だと思うことは先回りして準備しておくことができるとかが挙げられると思います。
販売や接客の中でも、事務作業に関わることがあり、コツコツ作業することの方が自分に向いていると感じた、などがあると思います。
自分にできること+企業が求めていることをマッチングさせる、汲み取ってアピールすることができれば、異業界、異職種の転職でも十分に可能です。
自己分析していて気付くことって結構ありますし、まずは共通点を探すことが大事になってきます。
転職を成功させるために
共通点が見つからない場合、どうアピールしていけばいいのか自分では分からない場合、第三者の意見を取り入れてみることも効果的だと思います。
私が転職する時に利用していたのは、転職エージェントと、視野も広げて派遣にも登録していました。
こうした人材紹介サービスを利用するメリットとしては、客観的な意見を貰えるということ、また、あらかじめ職場の雰囲気や企業の内情を知れるということも大きいです。
自分だけで転職活動を続けていくのは限界があるため、第三者に参入して貰って進めていく方がラクで賢い選択でもあると思います。

最後に
転職活動は何かと心が折れそうになりますが、今度こそ転職を成功させるためにも、上手く無料で利用できる転職サービスを積極的に活用していくべきだと思います。
ひとまず登録しておきたいのは、doda(デューダ)エージェントサービスだと思います。
職務経歴書の書き方から、自分に合った適職診断、イベント情報等、転職活動に役立つ情報も満載です。
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