毎朝、目を覚ますと、「仕事に行きたくない」ということが、まず頭をよぎります。
毎日毎日ストレスの溜まる仕事を繰り返し、上司の顔色を伺い、人間関係に悩ませられながらも仕事だと割り切って、淡々とやり過ごす日々。
会社という、ちっぽけな世界に閉じ込められて、同じことの繰り返しで変わらない毎日。
そんな日々の負担を少しでも軽減するために、思うことについて書いていきたいと思います。
目次
同じように毎日を繰り返す生活
仕事に慣れてくると、気持ち的に新鮮味がなくなってきてしまいます。
会社の外で楽しみを見つければいいと頭の中では分かっていても、平日は朝から晩まで仕事。
終業後なんて疲れ果てて気力も体力もなく、寝に家に帰るだけ。
そしてまた満員電車に詰め込まれ、周りの人達と同じように人混みの中、出社する。
このまま歳を取っていくのかと考えただけでも、なにを励みにして生きていけばいいのか分かりません。
それでも朝はやってくるし、ストレスの溜まる仕事に毎日モチベーションが保てずにいます。
有効的な仕事を乗り切る手段
一番良いと思うのは、仕事という概念を忘れて、遊ぶように働くことだと思います。
真面目な人ほど責任感が強かったり、プレッシャーに押し潰されそうになったり、鬱病に陥りやすいので、良い意味で肩の力を抜いて遊ぶように働いて、稼げたら理想的です。
そもそもモチベーションが上がらないのは、仕事が嫌だから。
仕事を好きになることこそが、無理なく働ける一番の方法だと思います。
とはいっても、仕事である以上、なかなか難しいことだと思います。
そんな時は、いつもの業務内容とは違う動きを挟んで、新しい視点を取り入れてみる。
例えばですが、デスクワークだったらネットサーフィンして新しい情報を取り入れてみるとか、息詰まったら、無駄に席を外してみるとか。
外回りだったら、仕事とは全然関係なくても、カフェや本屋に寄ってみるとか。
とにかく、仕事の合間にリフレッシュを挟む。
休んだ分だけ、仕事しなきゃ!という思考に繋がりますし、事実、気分転換を図ることによって、作業効率が上がり、結果的に仕事の生産性も上がります。
メリハリをつけて働くことって大事で、本当に人間にとって必要なことだと思っています。
そう簡単にいかないかもしれませんが、
仕事も楽しんでしまう。
これに尽きると思います。
参考になるかどうかは分かりませんが、私は苦手な電話応対でも、周りの誰よりも素早く反応したり、普段の自分とは全く違う人物を演じる意識をしたりしていました。

外回りの場合、社内で周りの人達と勝手に競い合い、同僚には負けない!という意識が働くと、自ずと数字が上がってくるケースもあります。
自分ひとりだけじゃ頑張れない部分って必ずありますし、刺激し合い、切磋琢磨し合える相手がいることは非常に大事な原動力にもなります。
また、やれと言われるとやりたくなくなるので、能動的に動くことが大切なのも、モチベーションを保つためのひとつの秘訣です。
言われた通りにやっていれば間違いはないかもしれませんが、やりがいはないと思います。
進捗状況を把握する
モチベーションが上がらない要因のひとつとして、自分のやっていることが成果として目に見えない、分かりづらいといった部分があると思います。
達成できた喜びを得るために、まずは目先の目標を立てて、取り組んでいく。
たとえば、得意先にはこの時間までに返信するとか、この案件は午前中までに片付けるとか。
外回りだったら、1日に何件訪問するとか、これだけのアポを取るとか。
そして、それが達成できたら「さすが私!」って自分を褒めるんです。
日々の小さな成功体験を積み重ねることで、それが成果にも繋がります。
自分に自信をつけることって結構大事で、それが滲み出て、相手に伝わってしまうことだってあります。

仕事を終えた後の楽しみを設ける
私の場合、家にいることが大好きなので、尚更、家から出たくなかったりもするのですが、だからと言ってずっと家にいると身も心もだらけてしまうので、仕事を頑張ったあと帰ってきてリラックスすることを考えるんです。
そのために仕事を頑張る。
疲れた後のマッサージ、美味しいご飯、スイーツ、お気に入りのDVD、録り溜めたドラマや番組、大好きな音楽、癒されるお風呂。
些細な幸せかもしれませんが、そのために仕事をしている部分だってあるはずだと思います。
週末の予定を楽しみに頑張るって自分に言い聞かせたりしながら、なんとか会社へ向かいます。
とりあえず、毎日のランチの時間だけを楽しみに生きていた部分もありました。

家族や友人、恋人など大事な人と一緒に過ごす大切な時間も必要だと思います。
自分の中での癒しやパワーを貰える存在は、精神安定剤効果でもあり、生活する上で非常に大事です。
幸せの感じ方や価値観は人それぞれですが、仕事を頑張るためのモチベーションや目標がないと、長くは続けられません。
仕事から離れる日を意識的につくる
モチベーションが上がらなくなったら、思い切って休むことも大事です。
簡単ではないかもしれませんが、有給休暇を取ったり、欠勤してまで休むことも時には必要です。
職場では、現に休職している先輩もいました。
意識的に仕事から離れて、思い切り、現実逃避をする。
気分転換をすることによって、新しい視点で物事を見れるようになったり、考えられるようになったりします。
ゆっくり休んだら、気持ちもポジティブになりますし、それでやる気が増して、仕事の能率を上げることも出来ます。

継続して働けているというのも才能
それでも、無理なものは無理。
心が行きたくないって言ってるし、なんだか身体が起き上がらない。
特に、月曜日の朝なんて、絶望的。
せっかく休み気分に浸っていたのに、またいつもの日常、変わり映えしない長い1週間の始まり。
この土日で仕事は溜まっているかもしれないし、休み明けの、この仕事に行きたくなさは異常。

次第に会社を辞めることも頭によぎります。
ああ、またこの道を通って何度も仕事へ行くのか……。
そう考えただけでも憂鬱になり、いつも冒頭へと戻ります。
毎日その繰り返し、エンドレス。
最後に
中には、辞めたいと思いながらも、気が付いたら何年、何十年と経過し、現在に至るという方もいらっしゃると思います。
心の中では、いつ辞めてもいいと思いながらも、毎日毎日、自分を騙しながら生きている。
それでも同じ仕事を続けられているということは、「継続して物事を続けることができる」という、一種の才能だと思います。
最後に、私が転職してみて分かったこと、そして忘れないでおきたいと思うのは、今の職場、会社以外にも仕事はあるということです。

コメント