事務職として女性ばかりの職場環境で仕事をしていく中で、仕事内容や人間関係などから、この職場では相当メンタルが強くないとやっていけないということを悟りました。
日々、仕事をする中で、誰だって辞めたいと思う瞬間はあると思います。
やはり働いて給与を貰うのは、決して簡単なことではないと身にしみて感じています。
今回は、職場で実際にあったこと、私が思うことを書いていきたいと思います。
抱えきれない仕事内容
簡単だと言われている事務職とはいえ、言われていることだけをただやっていれば良い訳ではありません。
会社の環境にもよるのかもしれませんが、一人ひとりに掛かる負担が大きく、残業しなければ終わらないほど任される仕事の量が多かったり、一部の社員に負担が偏る場合だってあります。
雰囲気的にも、ゆったりしているというよりは、どちらかというとバタバタしている職場なので、まともに休憩する時間もないくらいです。
常に忙しい訳ではありませんが、時間に追われていることが多いです。


社会における人間関係の闇
会社という組織では、社会人としていい年齢をした大人たちが集まっています。
表面上ではなんの問題もなく取り繕っているのですが、特に女性ばかりの職場だと悪口が絶えません。
いくらその場では和気あいあいとしていても、本人のいない場での陰口が酷いです。
それが逆に、とてつもなく怖いのです。

休職状態が続く先輩がいる職場
毎日、仕事を続けている中で、私は「辞めたいなー」と感じる日々を過ごしていました。
職場で10年以上勤めている先輩がいて、その先輩と話す機会があったのですが、現在進行形で「いつ辞めてやろうかと考えている」と言われたことがあります。
私は正直、長年勤めている先輩でさえそう思っているんだ……。という気持ちになりました。
ただ、社内でいじめとかがある訳でもなく、決定的に辞めるきっかけというか、理由もないため今に至っているだけということでした。
誰もが働くうえで我慢している部分はあると思います。
でも、例えばそれがお客様であったり、一人でも味方になってくれる人がいれば、その人のために頑張ろうと思えるんだという話をしてくれました。
そうやって相手の話を聞くだけで、つらい思いをしているのは自分だけじゃないんだなと思うことはできるのですが
その先輩は「なんのために生きているかわからない」とまで言っているのを聞いて、なんともやりきれない気持ちになってしまいました。
暫く休職状態だったその先輩ですが、復職してからも、すぐに再び休職してしまいました。
入れ替わる人員
その休職中の先輩の代わりに、中途採用で入ってきたのが私より少し年上の女性でした。
直接、仕事上で関わることは少なかったのですが、凄い笑顔で受け答えしてくれたり、丁寧な対応が印象的でした。
私は仕事に慣れてきた頃だったので、フレッシュな気持ちで取り組んでいる新人さんは、やっぱり違うなと思わされました。
しかし、その数ヶ月後、暫く風邪で休む日が続いていました。
かなり長引いていたので気にはなっていましたが、その数日後、上司から彼女が辞めるという話を聞かされました。
入社して3か月も経っていなかったので、正直びっくりはしました。
でも、よくよく考えてみると「やっていけるか不安」とも言っていましたし、それくらいしんどかったんだな。とも思いました。
辞めたくなる気持ちは理解できなくもないし、私自身、彼女の選択にも納得はできました。
強くないと生き残れない
ずっと勤めている同僚に話を聞くと、普通の子はみんな辞めていくそうです。
確かに残っているのは、新卒で入ってきたばかりか、我慢して働いている子、古株と呼ばれるベテランばかりです。
特に、キャリアの長い先輩たちは、なにか言われたら言い返したりできるほど、強い人しか残っていませんでした。
みんな、この職場で仕事を続けている理由なんて、働かなきゃ生活できないからです。
結婚したらみんな辞めていくそうで、自分が23歳とか24歳にして「あー、もう歳だわ」なんて思うような時があっても、決して本人の前では言えないし、面と向かって年齢も聞けない、お局さんばかりが残っていました。
周囲は結婚して寿退社したいと思っている人ばかりでしたし、ネガティブかもしれませんが、この仕事に責任とやりがいを持って働いている先輩なんていなかったように感じてしまいました。


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