一般的に、派遣で働くよりも、正社員の方が良いということは広く知られていると思います。
その中でも、特に悩みが絶えない人間関係について、正社員と比べて、派遣社員だからこそ働きやすいと思った点について挙げていきたいと思います。
人間関係の悩み
派遣社員の場合だと、正社員の人との格差が生まれて働きづらいといったイメージや先入観はあるかもしれません。
でも、正社員として働いていても、社内の派閥はあったりしますし、気の合わない人はいます。
特にシフト制でもない限り、毎日オフィスで顔を合わせなければならないことが多いです。
嫌な人がいるからといって、そう簡単に、人事は自分の力で変えることができません。
どこの職場でもそうですが、社会に出ると、本当に幅広い世代の方たちと一緒に働いています。
下手したら自分の祖母や祖父くらいの年代の方と一緒になることもありますし、世代によるジェネレーションギャップが生じることもあります。
様々な世代の方と一緒に働いている中で、相手によっては、年齢や結婚等、デリケートな話題に気を遣わなければならない場面に遭遇することもあると思います。
その中には、どうしても価値観や相性が合わない人もいますし、それが原因で、大きくストレスを抱えてしまうことも少なくありません。
根本的に、人間関係のしがらみはどこへ行っても少なからずあります。
職場選びのポイント
私は、周りは同年代の人たちばかりの環境の方が、共通の話題もなにかと多く、働きやすい環境だと感じることが多いです。
わりと同世代が多い職場環境だと、やはり自然と共感できる部分も多いです。
新卒だったら、境遇が同じような同期が何人かいれば、仲間意識も勝手に芽生えるかもしれませんが、中途採用の場合、それがなかなか難しい部分もあると思います。
そんな時、特に大手企業では、ある程度、多くの人数を派遣していることも多いです。
そうなってくると、必然的に共感できる部分も多く、境遇が違うから理解できないといった、特有の働きにくさというのもなくなってきます。
勿論、それで人間関係の悩みが、ゼロになるという訳にはいかないかもしれませんが、個人的には、働きやすさの特徴のひとつだと感じています。
働き方の選択
色々と調べてみた結果、正社員として働くのがいちばんだと思っていた私ですが、自分自身の「可能性を広げる」といった意味で、派遣に登録してみるのも良いと私は考えています。
その理由のひとつとして、人間関係が大きく左右します。
どんなに職場に苦手な人がいても、このままずっと変わらない人達と一緒に仕事をする必要はない!と考えると、少しは負担が減ります。
正社員と派遣社員という見えない壁がある一方で、割り切って働けるという面も持っているのも事実だと思います。
すべては環境次第かもしれませんが、人間関係で、働きやすいと感じるか、働きにくいと感じるか。その部分は非常に大きいと思います。

経験者優遇という現実の壁
中途採用や派遣社員の場合、経験、即戦力を求められることが往々にしてあります。
また、人気の案件で、倍率が高ければ高いほど、他の人とも競合となってしまいます。
派遣の場合だと、社内選考を行なわれることになるので、有利になってくるのは、どうしても経験者ということになってしまいがちです。
しかし、未経験でも採用を行なっている企業はありますし、めげずに応募する意欲や、諦めずに取り組む姿勢があれば、内定が決まる企業は必ずあります。
最後に
倍率が高くない案件を選べば、そこで得た経験を活かして、次は正社員の道を選び、ステップアップを目指すことも十分に可能です。
できるだけ可能性は広げておきたいです。
私が派遣として働いてみて、実際に感じたことを書いているので、以下の記事も参考になれば幸いです。

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