生きていると、何もかもが嫌になることがよくあります。
私は、仕事をはじめ何もかもが上手くいかなくて、なにをやっているんだろう……と自己嫌悪に陥ったり、精神状態が不安定になってしまうことがあります。
その原因として考えられるのは、周りの環境や状況に応じて、自分自身で上手くコントロールできていないからだと思います。
私は近頃、転職をしたのですが、環境が変わると慣れないことばかりで酷く疲れが出てしまいます。
今回は、仕事をするうえで改めて感じることや、心構えみたいなことについて書いていきたいと思います。
目次
嫌だと感じてしまう仕事との向き合い方
仕事が心から楽しい!と感じる人や、毎日会社に行くのが楽しみ!と感じている人は、数少ないのかもしれません。
みんな、少なくとも我慢したり、悩みを抱えて生きているはずです。
でも、どんなに気持ちを新たに入れ替えてみても、日々の仕事の中で自分の嫌いなことや不得意なことを毎日続けていると、どんどん気持ちまで後ろ向きになっていってしまいます。
生活のバランスが崩れてしまうと、唯一自分の好きなことができるプライベートの時間まで犠牲にせざるを得ません。
精神状態が乱れてくると、本来なら自分の好きなことさえ心から楽しめなくなってきてしまいます。
なんだか身体に不調が出たり、違和感を感じるようになったら、れっきとした危険なサインだと思います。
嫌だったら逃げて良いと決して安易に勧める訳ではありませんが、自分にとって無理なことは我慢し続けるべきではないな、と私はひしひしと感じてしまいます。

働く場所がない悩みと葛藤
繰り返す転職の中で、自分が本当にやりたいことが見つからない。
私が10代の頃から、ずっと抱えている悩みです。
毎日を過ごす日々の中で、やりたいことなんてなくてもいいとか、みんなそんなものだと思ったりもします。
それでも、目標を設定するために「やりたいこと」について考えることは、誰しもが一度や二度はあるはずかと思います。

働かないと生活できない現実
やりたいことのない人間にとって確実なのは、消去法として少なくとも自分の向いていない職業に就くべきではないと思います。
当たり前のことかもしれませんが、私は自分にできることがないからと、これまで経験があり比較的求人の通りやすい事務職として転職活動を進めていくことになりました。
でも、やはり体調に影響が出てしまうほど、自分には合っていないと痛感しました。
仕事に就く前から分かり切ったことではありましたが、私にはそれが耐えられないほどストレスとなってしまいます。

環境が変われば職場によって雰囲気も違うので、多少変わるのは事実ですが、デスクワークのつらさや女同士の人間関係など根本的なことは変わらないと思います。
今は在宅ワークなども進んでいるため必ずしもそうだとは限りませんが、オフィスの一角だと周りの目もあります。
デスクに張り付いて一日中PC作業をしていると、息が詰まりそうになるくらい私は気持ちも必然的に後ろ向きになっていってしまいます。
それを肝に銘じておくべきだと常々思いました。

でも、そんなことを言っていられないほど、生活のために働いている人がほとんどなのだと思います。
仕事を選ぶ際のポイント
やりたいことがないと言うと、できることをやっていくしかないといったアドバイスを受けることも多くあります。
しかし、実務経験があるだけで自分にはどうしてもできないこともあると思います。
その中で共通項を探すことであったり、少し軸をずらして、新たな仕事に繋げていくといった方法を取るのが手堅い気はします。

起業したり、自分でなにかを成し遂げられるほど立派ではないからこそ、こうして悩んでいます。
でも、少なくとも環境を変えてみたり、色んな人と出会うことによって見えてくる景色が違ってきたり、新しい感覚を得られることだってあります。


周りで働く人たちを見ていて思うこと
私自身、職場を転々としながら感じることは、周囲には長年勤め上げてこられた先輩たちが沢山います。
キャリアを積んで女性で管理職の方もいれば、チームリーダーとして中心となって仕事で活躍している人、結婚後も家庭と両立しながらバリバリフルタイムで働いて頑張っていらっしゃる方もいます。
ストレスの耐性は人それぞれなので、自分にとって、できることやできないことは異なると思います。
私は多少のことは我慢してしまう性格なので、それが積り積ると、やがてそれが爆発してしまいます。
夢にまで仕事のことが出てくるほど思い詰めたりしてしまうことがよくあるため、小さなストレスを溜めないこと、一日の疲れを翌日に持ち越さない習慣が大事だと思います。
働くことは大変ですし、人それぞれ悩みや不安を抱えながら生きていますが、極論、本当に生きているだけで偉いなと感じます。
なかなか簡単なことではないかもしれませんが、日頃から身体を動かす、栄養のあるものを食べる、リラックスするなど、自分にとって気持ちの良いと感じるメンテナンスはとても大事だと思います。
きっと生きている以上、ストレスを完全に取り除くのはなかなか難しいことだと思うので、適度に息を抜きながら走り続けていくことが大切なのだと思います。
疲れたら、美味しいものを食べたり、沢山笑ったり、自分の好きなものを見て癒されたり、ぐっすり眠ることこそが精神状態を安定させるための基本的な原理だと思います。

募るストレスへの対処法
自分一人の力だけではどうしようもできないからこそ、周りの助言が必要だったり、誰かに頼りたくなるものだと思います。
でも、私は悩んでいることを打ち明けるために相談に行っても、そういうことじゃないんだよな……と、余計にモヤモヤした気持ちを抱えることもありました。
私は慣れるのに時間が掛かってしまうくせに環境を変えたくなってしまうことがあるため、我ながら社会不適合者だなぁと思うのですが、結局のところ、仕事に限らず自分自身で試行錯誤を繰り返しながら生きていくしかないのだと思います。
私にとって、こうして書き出すこともひとつのストレス発散方法です。
誰かに相談することで得られること
仕事のことで悩んでいても、同じ職場の人には、まず相談なんてできないと思います。
身近な家族や友人或いは恋人などにはなかなか理解して貰えなかったり、相談して心配をかけたくないという人もいるかもしれません。
そんな時には、外部の仕事の実情を分かってくれている人に相談するのが適切だと思います。
私も調べてみて分かったのですが、行政機関の悩みの相談窓口を利用してみたり、他者の手を借りるのもひとつの方法です。
厚生労働省が運営しているおしごとアドバイザーは、フリーダイヤルで利用することが可能です。
平日は17時~21時まで / 土日祝日は10時~21時まで相談可能(メールなら24時間受付中)
世の中には、無料で利用できるキャリアサポートがいくつかあるため、決して一人で抱えて悩まないで、誰かに頼ることも必要だと思います。
あとは、退職した同僚や、前職の同僚や上司などがいれば、連絡を取って相談してみるのもひとつの手です。
会社の内部事情をよく分かってくれていたり、仕事に対する考え方に共感できたりします。
アドバイスされたことを忠実にやってみて得られることがあるかもしれませんし、なにかヒントとなるきっかけが貰えるかもしれません。
そのために、視野を広げて色んな人と関わったり、話を聞いたりして自分の中にはない考えをインプットすることは非常に大切なことだと思います。
最後に
今の職場を去ることは「逃げ」だと思われるのかもしれませんが、誰にも相談できなくて、涙が出るほどツラくなってしまうことがあります。
世の中に仕事の種類は本当に沢山あるので、やっていくうちにどれか自分にしっくりくるものだったり、続けていけそうなものと巡り会えるはずです。
自分は社会で働くことが向いていないとか、何度も挫折しそうになることがありますが、諦めさえしなければ希望はあると思います。

なにかありましたら、私も話を聞くことくらいはできます。
適切なアドバイスができるかどうかは保証いたしかねますが、気軽に以下のメールフォームからご連絡ください。
遅くなるかもしれませんが、必ずお返事させていただきます。
コメント